実は屋根だけじゃない!外壁やサッシからの雨漏り原因を徹底解説
「窓枠のあたりがいつも湿っている」
「壁紙にシミが浮かんできた」
大切なお住まいでこのような症状を発見すると、本当に不安になると思います。特に、台風や強風を伴う大雨の後に発生すると、「いったいどこから?」と原因がわからず、途方に暮れてしまう方もいらっしゃるでしょう。
多くの方が「雨漏り=屋根の異常」と考えがちですが、私たち専門家が現地調査にお伺いすると、屋根ではなく「外壁」や「サッシ(窓枠)」が雨水の浸入口となっているケースが非常に多いのです。
この記事では、「外壁からの雨漏り」と「サッシからの雨漏り」に焦点を当て、その具体的な原因とメカニズムを詳しく解説します。
「外壁」から雨漏りする主な原因
屋根に次いで雨漏りの原因となりやすいのが「外壁」です。外壁は紫外線や風雨から住まいを守る重要な役割を担っています。しかし、その分、劣化も進行しやすい場所です。
ここでは、雨漏りの原因となる外壁の3つの劣化症状を解説します。
原因①外壁材のひび割れ(クラック)
外壁材自体に発生するひび割れ(クラック)は、雨水の直接的な浸入口となります。
サイディング外壁のひび割れ
近年、主流となっているのがサイディング外壁です。サイディングボードを張り合わせて施工しますが、経年劣化や強風や地震による外力によって、ボード自体にひび割れが生じることがあります。
特に、釘を打った箇所や、サイディングボードを切断した端部(サッシ周りなど)からひび割れが発生しやすく、そこから雨水が浸入します。
モルタル外壁のひび割れ
古くからあるモルタル外壁は、職人が手作業で塗り上げるため、独特の風合いがありますが、材質の特性上、ひび割れ(クラック)が発生しやすいという弱点があります。
細い髪の毛のような「ヘアクラック」であれば、すぐに雨漏りに直結することは少ないですが、幅0.3mm以上の「構造クラック」と呼ばれるひび割れは、外壁の内部にまで達している可能性が高く、雨漏りの直接的な原因となります。
原因②シーリング(コーキング)の劣化
シーリングとは、サイディングボード同士の継ぎ目(目地)や、サッシ(窓枠)と外壁材の隙間を埋めるために充填されている、ゴム状の防水材のことです。
このシーリング材は、建物の揺れや部材の伸縮に追従し、隙間から雨水が浸入するのを防ぐ「防水の最後の砦」とも言える重要な役割を担っています。
シーリング材の主成分は樹脂であり、紫外線や熱の影響で必ず劣化します。その寿命は環境にもよりますが一般的に7年〜10年程度と言われています。
劣化が進行すると、シーリング材が固くなり弾力が失われます。
・肉痩せ(にくやせ): シーリング材が痩せて細くなり、隙間ができてしまう状態
・剥離(はくり): シーリング材が外壁材やサッシ枠から剥がれてしまう状態
・破断(はだん): シーリング材が真ん中からブチッと切れてしまう状態
このような状態になると、シーリング材は防水機能を失い、その隙間から雨水が壁の内部へと容易に浸入してしまいます。
原因③外壁塗装(塗膜)の劣化
外壁の表面塗装は、お住まいの美観を保つためだけのものではありません。塗膜には、外壁材自体を雨水から守る防水機能があります。
新築時や前回の塗装から時間が経過すると、塗膜は紫外線や雨風によって徐々に劣化し、防水性が低下します。防水性が失われた外壁材は、雨水を吸い込みやすくなってしまいます。
外壁材が水分を含むと、冬場の凍結・融解(凍害)によって外壁材自体の劣化を早めたり、ひび割れを誘発したりして、雨漏りのリスクを高めてしまうのです。
「サッシ(窓枠)」周りからの雨漏り

周りは、実は雨漏りの非常に多い部位です。
「窓を閉めているのに、なぜか窓枠の下が濡れている」「カーテンレールの上から水が垂れてくる」といった場合、サッシ周りからの雨漏りが強く疑われます。
原因①サッシ枠と外壁取り合い部分のシーリング劣化
最も多い原因がこれです。前述のシーリング劣化が、まさにサッシ(窓枠)と外壁材の隙間で発生しているケースです。
窓は、外壁に「穴」を開けて設置している部分です。そのため、構造的に雨水が浸入しやすく、シーリング材による防水処理が非常に重要になります。この部分のシーリングが劣化して剥離や破断を起こすと、雨水は壁の内部(防水シートの内側)へと浸入し、やがて室内の壁紙や窓枠付近にシミとなって現れます。
✔新築時の施工不良が潜んでいるケースも
非常に残念なことですが、新築時やリフォーム時の施工不良が原因であることも少なくありません。
サッシ周りには、シーリングだけでなく、その内側に「防水テープ」という部材で二重の防水処理が施されているのが通常です。しかし、この防水テープの施工に不備(貼り忘れ、貼り方の間違い、テープの浮きなど)があると、シーリングが劣化する前から雨漏りが発生することがあります。
原因②サッシ自体の部品の劣化
サッシ(窓)そのものにも、防水性を保つための部品が使われています。アルミ部材の接合部やガラスと窓枠の間にある「ゴムパッキン」や、引き違い窓の重なり部分にある「気密材(モヘアなど)」です。
これらの部品が経年劣化で硬化したり、縮んだり、外れたりすると、その隙間から(特に横なぐりの雨の際に)雨水が吹き込んでくることがあります。これは厳密には「雨漏り」ではなく「吹込み」ですが、室内が濡れるという点では同じです。
原因③外壁を伝った水がサッシ上部から浸入するケース
これは少し複雑なメカニズムです。
例えば、サッシ(窓)よりも上階の外壁部分(2階の窓周りや、屋根との取り合い部分など)でシーリングが劣化していたり、ひび割れがあったりするとします。
そこから浸入した雨水は、外壁の裏側を伝って下へと流れていきます。そして、ちょうど下階の窓枠の上部あたりで逃げ場を失った水が溜まり、そこから室内に漏れ出してくる、というパターンです。
この場合、雨漏りの症状が出ているのは1階の窓でも、本当の原因は2階の外壁にあるため、原因特定が非常に難しくなります。
その他の注意すべき雨漏り浸入箇所

外壁やサッシ以外にも、屋根以外で雨漏りの原因となりやすい場所があります。
✅ベランダ・バルコニーの防水層の劣化
ベランダやバルコニーの床面は、FRP防水、ウレタン防水といった防水層で守られています。この防水層が紫外線などで劣化してひび割れたり、浮いたりすると、そこから雨水が浸入します。
ベランダの真下が室内(リビングなど)になっている場合、天井からの雨漏りに直結します。また、外壁との取り合い部分(立ち上がり部分)の防水処理の不備も、雨漏りの原因となります。
✅換気扇フード・エアコンダクトなどの貫通部
外壁には、換気扇のフード(排気口)や、エアコンの配管(ダクト)を通すための穴が開けられています。これらを「貫通部」と呼びます。
この貫通部の周りも、雨水が浸入しないようにシーリング材や防水テープで厳重に処理されています。しかし、この部分のシーリングが劣化したり、施工が甘かったりすると、絶好の雨水の浸入口となってしまいます。
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まとめ|雨漏りは早期発見・早期対応が鍵!不安を感じたら専門家へ相談!
今回は、「外壁」と「サッシ」からの雨漏りに焦点を当てて解説しました。雨漏りは、屋根からだけでなく、外壁のひび割れ、シーリングの劣化、サッシ周りの隙間など、あらゆる場所から発生する可能性があります。
そして最も重要なことは、雨漏りを放置しないことです。わずかな雨漏りでも、放置すればお住まいの構造を腐食させて耐久性が大幅に落ちてしまいます。その結果、修理費用は何倍にも膨れ上がってしまうこともあります。
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